フェイキックIOL/ICL 体験記

レーシックを受けられず、フェイキックIOL/ICLを受けることになった。

(1) レーシック断られました。

若いうちにレーシックで失敗するのは怖いけど、年取ってからやってもあまり恩恵を受けられない。32歳の今ならそろそろいいんじゃないだろうか。

 
そう思っていくつかの病院のサイトを調べたところ、今はiDesignレーシックというのが、一人一人の目に合わせてカスタマイズして行うので失敗が少ない方法らしい。なかでもSBC新宿近視クリニックが、術後のサポートが良さそうだと判断し、さっそく適合検査の予約をしました。
 
予約当日、病院に行ってみると受付に綺麗な女性スタッフが並んで待ち構えている。待合室はガランとしている。
 
受付を済ませるとiPadを渡されて、レーシックについての基礎知識をアプリで一通り見せられる。iPad、こんなところで使われるのかー。とちょっと感心。
 
検査が始まると、次々と何種類もの機械の前に座らされて順番に何かを調べられていった。そういえばサイトで見てたような気がするけど、機械の数がすごい。
 
が、検査を進めるうち、割と早いタイミングで宣告された。
 
「まだ最後まで検査しないとハッキリとは言えませんが、近視が非常に強いのでレーシックでは満足な視力が出せないと思います。」
 
そんなあっさり…あれだけ悩んで決心して来たのに…
 
「他の方法として、目の中にレンズを挿入するフェイキックという方法がありますが、そちらを検討にいれて検査を続けますか?」
 
担当のスタッフそう付け加えた。
 
「…お願いします」
ショックで、もう藁にもすがる思いで、そう言うしかないよね。
 
検査の結果、視力は左右ともに 0.02 で、度数は右-14.50 左-14.25。
 
角膜を削りすぎてしまうと見え方の質が悪くなってしまうので、新宿近視クリニックでは -12を超すと、基本的にもうレーシックはやらないとのこと。
 
代わりにとれる手段としてフェイキックIOL/ICL。
 
ざっくり三種類あり、
 
  • 前房型ソフトレンズ(アルチフレックス)
  • 前房型ハードレンズ(アルチザン)
  • 後房型ソフトレンズ(ICL) 
 
だそうで、新宿近視クリニックでは前房型ソフトレンズをオススメしているらしい。
※それぞれの術式の詳しい内容は、病院のWebサイトや他のブログ記事にお任せします。
 
フェイキックIOL/ICLを受けるためには2回検査しないといけないということだったので、翌日で予約してこの日は終了。
 
 
元々レーシックのつもりでこの病院に決めていたので、術式が変わるとなるとまた他の病院も検討したい。ということで調べ直してみた。
 
 
見たところ神戸神奈川アイクリニックがICL症例数で日本一をうたっていた。
レーシックのような、機械での自動的な手術と違い、フェイキックIOL/ICLの場合は人の手で行うので、症例数が多い方が絶対に良いだろうと思ったので、神戸神奈川アイクリニックにも行ってからどちらの病院にするか決める事にした。